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パソコンを買い替える時期や目安は?故障するまで使ってもいいの?

投稿日:2018年7月17日 更新日:

パソコンは購入してから買い替えるまでの判断が難しい家電の一つと思います。高額なこともあり、故障していないのに買い替えることは躊躇してしまうのが正直なところです。そのため、買い替え時期やタイミングを逃してしまい、長年同じパソコンを使い続けてしまうことも多々あるかと思います。 長年使っているパソコンを新しいパソコンに買い替えることで軽快な動作となりスムーズな操作を手に入れることができます。 その様なパソコンの買い替え時期や目安、買い替え理由などを分かりやすく説明します。

【パソコンの買い替えについて1】パソコン本体の寿命は何年くらいなのか?

一般的な生活家電の寿命の目安は、使用頻度や環境によって左右されますがおおむね10年程度となります。家電では故障=寿命となりますが、パソコンの寿命に関しては必ずしもそのようにはなっていません。
パソコンの寿命の考え方は様々ですが、今回は以下の代表的な例を紹介します。

・搭載しているWindows OSのサポートが切れた場合
・ハードウェアが旧式で動作が遅い
・ハードウェアの耐久時間を超えているパソコンの場合
・ハードウェアが故障してパソコンが起動できない

Windowsのサポートが切れた場合

多くのパソコンに搭載されているWindowsはマイクロソフトが定期的にセキュリティパッチを配布するなどのサポートを行っていますが、サポートには期限があり古いOSのサポートは打ち切られていきます。古いOSでもパソコン自体は起動して使用することができますが、以下の様な問題が発生してきます。

・セキュリティプログラムが提供されないため、セキュリティ的に脆弱な状態でインターネットに接続してしまう。
・周辺機器を使用するためのデバイスドライバの提供がなくなるため、使用できる周辺機器に制限が発生してしまう。
・ソフトウェアの対象OSから除外されてしまうため、使用できないソフトウェアが多くなってしまう。

インターネットに接続しない場合はセキュリティ面の不安は解消されますが、周辺機器やソフトウェアの面で使えない製品が出て来るなどの制限が出て来るため好ましくはありません。
また、新しいWindowsが提供された際に現在のOSから新しいOSに更新することも出来ますが、古いスペックのマシンでは要求仕様を満たせないことも考えられます。古いマシンでは新しいWIndowsに対応する補償もないため、5年以上使用しているマシンは寿命と考えても差し支えないでしょう。

マイクロソフトは数年のサイクルで新しいWindows OSを提供しているため、サポート切れのWindows搭載パソコンは買い替えを検討することをおすすめします。

ハードウェアが旧式で動作が遅い・重たい場合


パソコンのハードウェアの成長は日進月歩で高性能化が進んでいます。そのため、Windowsやその他のソフトウェアが要求するハードウェアのスペックも高くなりつつあり、5年以上前のパソコンでは起動が遅く安定するまで時間が掛かることも珍しくはありません。
ソフトウェアを使用する際に動作が遅くて使い物にならない場合も、パソコンがソフトウェアの要求性能を満たしていないことが多くあります。特にビデオカメラで撮影した動画などの編集では高性能なマシンが要求されることも多いため、古いパソコンでは動作しないことも考えられます。
電源はONに出来て動くのに寿命と考えるのは躊躇われるかもしれませんが、パソコンの操作に不満を感じていて5年以上使用している場合は買い替えを検討することをおすすめします。

ハードウェアの耐久時間を超えているパソコンの場合


パソコンの寿命を考える際に、目安となるのが「ハードディスクの稼働時間」となります。
パソコンの構成部品の中で、常に駆動しており最も酷使されているパーツの一つとなります。また、パソコンを使用していると常にハードディスクに対して常に読み書きが行われているため、その分他のパーツと比較すると故障する可能性も高くなってしまいます。
しかも、パソコン上のデータは全てハードディスク上に保存されているので、故障するタイミングなどはシビアに管理する必要があります。

ハードディスクの寿命は一般的に10000時間といわれており、1日8時間の利用で計算すると以下のとおりになります。
 10000時間÷8時間=1250日
 1250日÷365日=3.4年
上記の計算結果によると1日8時間の使用で、1年間毎日使用するとパソコンの寿命の目安は「3.4年間」となってきます。
なお、1日5時間として計算した場合のパソコンの寿命は「5.4時間」となります。

実際に使用する時間は人によって異なってくるので、上記の時間は目安となりますが「3年~5年」がハードウェア的な寿命と考えてください。

ハードディスクの稼働時間の調べ方


ハードディスクの使用時間を調べる場合はソフトウェアを使用するのが最も手軽で確実です。
使用時間を調べるソフトウェアは「CrystalDiskInfo」がおすすめです。フリーソフトなので無料にて使用することができます。使用時間以外にも様々な項目の監視が可能となっており、完成度の高いソフトウェアとなっています。
また、ハードディスクの健康状態を「正常、注意、異常」で表示してくれるため、各項目の意味が分からなくても簡単に使用することができます。
ソフトウェアをダウンロードしてインストールするだけで、簡単に使用することができます。

使用時間が長い場合でも健康状態が「正常」であれば使用には問題はないと判断できますが、「注意」となっている場合はいつ故障してもおかしくない状態となります。さらに「異常」となった場合は明らかに故障している状態となるため、大切なデータのバックアップを試みることをおすすめします。
パソコンに家族写真やホームビデオなど大切なデータを保存している場合は、ハードディスクの故障に備えて常にバックアップを取得しておくことをおすすめします。

CrystalDiskInfoの紹介記事は、窓の杜が参考になります。
【窓の杜URL】https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/crdiskinfo/

【パソコンの買い替えについて2】パソコンを買い替えるのに最適な時期はいつか?


パソコンの買い替えを検討した際に、数か月後には新製品が出ることを考えると時期が悪いと考える場合もあると思います。しかし、その数か月後にはさらに新しい機種が発売され、ほぼ半年ごとに新しいパソコンが販売されています。最新機種を購入しても半年後には旧機種になる可能性が非常に高くなってしまいます。
パソコンに詳しい人や自作パソコンが趣味の人は自分の欲しいパーツが発売されるまで待つこともありますが、そうでない場合では新製品が販売されるまで待つメリットはないと考えます。
個人的には新しいパソコンが必要と感じたタイミングが買い替えに最適な時期と考えています。

【パソコンの買い替えについて3】パソコンの買い替える目安とは?


パソコンの寿命と買い替えの目安はイコールではなく、寿命が来てからの買い替えでは遅いと言えます。故障してから買い替えた場合は大切なデータがパソコンの中に取り残されたり、インストールしているソフトウェアが分からなくなってしまうことが発生するため寿命の前に買い替えることがベストとなります。
パソコンの寿命でWindowsのサポート切れや性能不足での寿命は分かりやすいのですが、ハードウェア面の故障による寿命ははっきりと読むことは難しくなるため事前に買い替えることが難しい場面も起こってしまいます。そのため、大切で消えたら困るデータに関しては常にバックアップを取得しておくと、いざという場面において助かるためおすすめです。

なお、以下の様な症状が発生している場合は買い替えの目安とすることができます。
【性能やサポート面で不満なパターン】
・動作が遅く、購入してから5年以上経過している
・使いたいソフトウェアが動作しない
・Windowsのサポート切れが迫っている

【動作的に不安定なパターン】
・パソコンの起動時にWindowsが正常に起動しないことがある
・パソコンの使用中にハードディスクから異様な音が聞こえる
・電源が勝手に落ちてしまうことがある

【パソコンの買い替えについて4】パソコンを買い替える理由とは?


パソコンを買い替える理由は個々人によって異なってきますが、個人的な経験からパソコンの買い替え理由は以下のとおりになります。

・動作が重たくてイライラする、起動が遅いなど性能面で不満を覚えることが多い
・新しいゲームやソフトウェアなどやりたいことが出来ない
・純粋に故障して起動できなくなった

パソコン本体を買い替える以外にも、デスクトップパソコンの場合はパーツの交換や増設で対応することも出来ますが、ノートパソコンの場合はハードウェア的な対応は難しいため買い替える必要が出てきます。デスクトップパソコンでパーツの交換や増設も広い定義ではパソコンの買い替えに含まれると考えています。ノートパソコンの場合は、メモリを増設しても解決でき
ない場合は本体を買い替えることで性能向上を図ることがほとんどです。
動作が不安定でWindowsの頻繁なフリーズや動作が不安定な場合は工場出荷状態へのリカバリーで対応が可能な場合もありますが、パソコン上のデータが消えることが考えられるためバックアップなどを取得した上で自己責任で行ってください。

動くのに買い替えるのはもったいないかもしれませんが、何らかの不満を抱えて必要と思った場合は立派な買い替えの理由となります。

なお、パソコンを買い替える際に以前のパソコンの処分が必要になりますが、パソコンの処分は居住している自治体の指示やパソコンメーカーの指示に従っての処分をお願いします。リサイクルショップやオークションなどで売却する場合は、ハードディスクのデータを復旧不可能な状態にすることをおすすめします。

【パソコンの買い替えについて5】パソコンの買い替えに向けて備えておくこと

いざパソコンを買い替えると考えた際には以下の様な対応が必要と予想されます。

・今のパソコン上に入っている大切なデータ(写真やホームビデオなど)を新しいパソコンへ移動する
・使用しているソフトウェアのインストーラーなどを準備しておく
・ライセンスが必要な場合はシリアルキーなど必要な情報を手元に揃えておく
・電子メールなどの設定が必要な場合は、サーバへ接続するためのIDやパスワードを控えておく

特にデータに関しては日ごろから外付けのUSBハードディスクなどに取得しておくことで、簡単にデータを移行することができます。また、パソコンが故障して起動できなくなった際などでも大切なデータを復旧することが出来るので、常にバックアップは取得することをおすすめします。
ライセンスやシリアルキーなどは日常的に使うものではないので紛失してしまう可能性もあり、必要な時に見当たらないことも起こってしまいます。クリアファイルやクリアポケットで1冊にまとめておくと紛失などを防止することができます。また、電子メールの利用に必要なIDやパスワードも同様のクリアファイルにまとめておくことをおすすめします。

パソコンの買い替えに関するまとめ

パソコンの寿命や買い替えのタイミングや理由、目安などを個人的な経験から紹介してきました。パソコンは故障していなくても買い替えることで快適な環境と、スムーズな操作を実現できるので作業時間の短縮にも繋がります。
故障していないのにもったいないと思うかもしれませんが、古いパソコンを使い続けることはWindowsのサポート終了によるセキュリティのリスクや故障による大切なデータの損失にも繋がってしまいます。
パソコンは「必要と感じた時が買い替え時」となるので、是非新しいパソコンへの買い替えを検討してみてください。







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