PC作業効率化

マルチディスプレイで快適な作業環境!パソコンでモニターを3台に増設する方法

投稿日:2018年9月26日 更新日:

パソコンで色々なことをしていると画面の表示領域が狭く、個人的には以下の場面でディスプレイがもう1枚あれば快適になると強く感じることがありました。

・ゲームをしながらインターネットで攻略サイトを参照してさらにDVDなどを再生する
・仕事ではインターネットで調べ事をしながら書類を作成し、複数のフォルダを行き来する

最近では安価な液晶ディスプレイも多く販売されていることから、2画面のデュアルディスプレイから3画面のトリプルディスプレイ環境に増設を行いました。2画面から3画面に増えたことで非常に快適になり、パソコンを使用する際のストレスも大きく軽減されました。
そこで今回は、パソコンを更に便利に使用するために3画面に液晶モニターを増設する方法を紹介します。

【モニターを3台に増設する】そもそもマルチディスプレイとはどのような物なのか


デスクトップパソコンとノートパソコンで形状は異なりますが、1台のパソコンには1台のディスプレイが接続されていることが一般的で、「パソコンとディスプレイが1対1の状態」となっています。
マルチディスプレイとは1台のパソコンに複数のディスプレイを接続して複数画面を1枚のデスクトップとして利用できる環境のことで、「パソコンとディスプレイが1対多の状態」となります。

2枚のディスプレイをパソコンに接続している状態ではデスクトップの広さが2倍(1対2の状態)になり、3枚のディスプレイをパソコンに接続している状態ではデスクトップの広さが3倍(1対3の状態)まで広くなり、その分多くのソフトウェア(インターネットブラウザやDVDプレイヤーなど)やフォルダを画面上に表示することが出来ます。
※厳密には接続しているディスプレイサイズや解像度によって異なるため単純に2倍や3倍とならない場合もあります。

複数の画面を開いて作業を行う環境において、マルチディスプレイは非常に快適かつ効率的な作業を実現することが出来ます。個人的には液晶ディスプレイを設置できるスペースが確保できる場合はモニター3枚でのトリプルディスプレイ環境をおすすめします。

【モニターを3台に増設する】必要な条件や環境

モニターを3台に増設したトリプルディスプレイ環境は非常に快適ではありますが、若干の条件や環境が必要となります。

・OS:Windows 7以降
・グラフィックボード:Radeonの場合は5000番台以降、
            GeForceの場合はGT640番台以降
・パソコン側端子:ディスプレイを接続する端子(D-sub、DVI、HDMI、Display Port)が3つ
・モニター:パソコンの端子に対応しているモニターが3台
・その他:使用するモニターが3台設置できるスペース

ここではそれぞれの条件について、簡単に紹介していきます。

OSについて


OSに関しては現在の最新(2018年9月時点)であるWindows 10であれば問題なく使用することが出来ます。
また、個人的にWindows 7環境を使用しているのでWindows7のパソコンでもトリプルディスプレイは使用することが出来ます。
Windowsにはマイクロソフトのサポート期限(セキュリティなどの修正パッチの提供期限)が定められているため、新しいパソコンを購入してトリプルディスプレイを検討している場合は最新OSを使用することをおすすめします。
最近のOSであればハードウェアが対応している場合は簡単にトリプルディスプレイが実現することが出来ます。

グラフィックボードについて


グラフィックボードについては若干専門的な知識が必要になり、搭載しているグラフィックボードを確認する必要があります(搭載されているグラフィック性能を確認する方法は別途後述します)。
デスクトップパソコンを使用している場合はパソコンショップにて対応しているグラフィックボードを購入して増設することが出来ます。
ノートパソコンの場合はグラフィックボードの拡張の手段は技術的に難しいため、USB接続できる外付けタイプのディスプレイポートを使用することをおすすめします。

パソコン側の端子について


液晶ディスプレイを3台接続するので、接続ポートが物理的に3個必要になります。ノートパソコンでは外部端子が2個(D-SubとHDMIなど)搭載されている機種もありますが、機種によっては外部ディスプレイへの出力は1台のみになる場合があります。ノートパソコンの場合は難題までの外部ディスプレイに出力が出来るかを事前に確認する必要があります。
なお、グラフィックボードで使用される主な接続ポートは以下のとおりになります。

・D-Sub 15pin(青い端子)
・DVI(白い端子)
・HDMI(ブルーレイレコーダーなどと同じ形状の端子)
・Display Port(HDMIより1回り小さい四角い端子)

Display Portと液晶ディスプレイを接続する際に多くの場合に変換ケーブル(Display Port⇒HDMIやDVIなど)が必要になりますが、パッシブ方式とアクティブ方式が存在しています。Radeonのグラフィックボードでは多くの場合でアクティブ方式の変換ケーブルが必要となるので注意が必要です。

使用するモニター(ディスプレイ)について

パソコン側が搭載しているディスプレイの接続ポートに対応している液晶ディスプレイが3台必要になります。また、3台のディスプレイを設置するので机の上にある程度のスペースが必要になります。
ノートパソコンの場合は内臓しているディスプレイを1台としてカウントするため、外部接続する台数は2台となります。ノートパソコン本体と2台の液晶ディスプレイの設置スペースが必要となります。
なお、机の上に液晶ディスプレイを設置するスペースの確保が難しい場合は、モニターアームで設置する方法も検討してみてください。

【モニターを3台に増設する】パソコン側でトリプルディスプレイの設定

各ディスプレイの解像度や並び順などを設定する方法を紹介します。Windowsにディスプレイを接続すると自動で認識してくれるため、難しい操作を必要としないのが一般的です。

パソコンにディスプレイを接続


パソコン側のディスプレイの接続ポートと液晶ディスプレイを対応したケーブルで接続します。3画面を接続する場合に使用するポートは「D-Sub、DVI、HDMI」のポートを使用することが一般的です。
パソコンに接続したディスプレイをWindowsが自動で認識し、接続したディスプレイにパソコンの画面が表示されます。
表示されない場合は「接続しているケーブルがしっかりと奥まで差し込まれているか、Display Portケーブルを使用している場合はアクティブ方式であるか、ディスプレイの電源がONになっているか」など確認してください。

ディスプレイの並び順の変更

机の上に並べているディスプレイの順番(例1、2、3の順番)とパソコン上で認識しているディスプレイの並び順(例1、3、2の順番)が異なってしまう場合があります。このような場合は、以下の手順にてディスプレイの並び順をパソコン側で修正する必要があります。
なお、以下の手順はWindows 7で確認した内容となっているので、OSのバージョンなど各自の環境に置き換えて実施してください。

1.デスクトップ上で右クリックし、「画面の解像度」をクリックする。
2.画面の解像度の画面が表示されるので、正しい並び順に修正する。
 (例では1、3、2の順番を1、2、3の順番に修正する)
3.解像度画面下部の「適用」ボタンをクリックする。
4.並び順が正常になったことを確認して「OK」ボタンをクリックする。

なお、Windows 7では画面の解像度に「これをメイン ディスプレイにする」がありますが、これをチェックしたモニター1台が「スタートメニューやタスクバー」を表示するメインモニターとして使用することが出来ます。

解像度の変更


3枚のディスプレイで異なるサイズを使用している場合は、パソコン上で設定されている解像度とディスプレイに最適な解像度が異なっている場合があります。3枚のディスプレイそれぞれで解像度を設定することが出来るため、必要な場合は以下の手順にてディスプレイの解像度を修正してください。
なお、以下の手順はWindows 7で確認した内容となっているので、OSのバージョンなど各自の環境に置き換えて実施してください。

1.デスクトップ上で右クリックし、「画面の解像度」をクリックする。
2.画面の解像度の画面が表示されるので、修正するディスプレイをクリックする。
3.選択したディスプレイに最適な解像度を選択する。
4.解像度画面下部の「適用」ボタンをクリックする。
5.並び順が正常になったことを確認して「OK」ボタンをクリックする。

グラフィック性能の確認方法


使用しているパソコンのグラフィック性能が不明な場合はハードウェア情報を表示する「CPU-Z」を使用すると確認することが出来ます。本来はCPUなどのハードウェア情報を確認するためのフリーソフトですが、グラフィック機能も確認することが出来ます。
なお、詳細なグラフィック性能を確認する場合は「GPU-Z」を使用することで表示することが出来ます。

CPU-ZとGPU-Zは窓の杜にて紹介されています。
【CPU-Z】https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/cpuz/
【GPU-Z】https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/gpuz/

【モニターを3台に増設する】おすすめのアイテムの紹介

ここではトリプルディスプレイを実現する際におすすめとなるアイテムを紹介します。

【おすすめアイテム1】USB-HDMI変換アダプタ

USB3.0に対応しているUSBタイプのHDMIアダプターです。USB2.0と比較すると高速な通信が可能となっているため、コマ落ちが少なくなめらかな画面描写を実現しています。また、USB3.0のハブとしても使用することが出来るため、少ないポート数のノートパソコンでも安心して使用することが出来ます。

【メーカー】エレコム
【型番】400-HUB027

【おすすめアイテム2】グラフィックボード R5 230 1G DDR3 PCI-E H/D/V

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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ローエンドのGPUを搭載しており、安価に3画面出力に対応しているグラフィックボードです。ファンレスでシンプルな作りなので1スロットに収まります。また、ロープロファイルに対応しているので、小型のパソコンにも対応しています。

【搭載GPU】Radeon R5 230
【型番】R5 230 1G DDR3 PCI-E H/D/V
【出力ポート】D-Sub、DVI、HDMI

【おすすめアイテム3】グラフィックボード GT710-SL-1GD5-BRK

ファンレスのグラフィックボードなので、静音性に優れているグラフィックボードです。コストパフォーマンスに優れ、低コストでマルチディスプレイを実現することが出来ます。ゲーム性能などは不要でトリプルディスプレイを実現ことを目的とした場合には、最適なグラフィックボードの選択肢の1つとなります。

【搭載GPU】NVIDIA GeForce GT 710
【型番】GT710-SL-1GD5-BRK
【出力ポート】D-Sub、DVI、HDMI

パソコンのモニターを3台に増設することに関するまとめ

パソコンにモニターを増設して、3台画面でのマルチディスプレイ環境(トリプルディスプレイ)について紹介してきました。実現するための条件や必要となる環境、またおすすめのアイテムを厳選して紹介してきました。
設置スペースなどの物理的な問題が多少ありますが実現すると非常に便利に使用することができ、快適なパソコンの環境を手に入れることが出来ます。個人的にも3画面の環境を愛用しており、1度使うと手放せないほど便利に使っています。
マルチディスプレイに興味がある人は、是非3台目のモニターを増設してトリプルディスプレイ環境に挑戦してみてください。







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