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AndroidでNASに接続出来る使いやすいファイルマネージャー

投稿日:2019年4月10日 更新日:

パソコン上のデータ(写真や動画など)をスマホ上で手軽に確認したり、スマホ上で撮影した写真などをパソコン上にコピーしたりするためには、「ファイルマネージャー」アプリと「NAS」があると手軽に行うことが出来ます。どちらのキーワードも一般的な言葉ではないため、パソコンやスマホなどのデジタルアイテムに明るくない場合は初めて聞く単語であると思います。
今回はスマホをもっと便利に使えるファイルマネージャーとNASについて元システムエンジニアが、初心者にも分かりやすく紹介していきます。

Contents

【AndroidでNASを利用できるファイルマネージャーについて1】そもそもNASとは何なのか?


NAS(ナス)とは家庭内のWi-Fi上に繋がっているハードディスクのことです。通常のハードディスクはパソコンに接続されており、接続している機器からのみアクセスできるのが一般的ですが、NASはWi-Fiなどの家庭内のインターネット上に接続されている機器であればどこからでもアクセスできるのが一般的です。
専門的な説明としては若干のズレがありますが、上記の内容で考えてもらえるとスムーズに理解してもらえると思います。

なお、若干専門的な表記では「正式名称はネットワーク アタッチト ストレージであり、頭文字で略した表記がNASとなります。ネットワーク上に直接接続して利用できるストレージ」となります。

【AndroidでNASを利用できるファイルマネージャーについて2】ファイルマネージャーとは何なのか?


Androidにもパソコンと同じようにフォルダが多数存在しています。スマホやタブレットで標準でインストールされている「ギャラリー」アプリでは、スマホ上に保存されている写真やビデオのフォルダのみが表示されますが、「ファイルマネージャー」アプリを使用するとパソコン上でのフォルダ操作と同様に、Android上に作成されているフォルダを参照するなどの操作を行うことが出来ます。
また、スマホ上のフォルダだけではなく前述したNASにアクセスすることができるので、NAS上のデータの参照やNASへのデータの保存か出来るようになります。

【AndroidでNASを利用できるファイルマネージャーについて3】ちょっと便利な使い方


前述したファイルマネージャーとNASを利用することで、以下の様な使い方が出来ます。
【その1】パソコン上で作成したファイルをスマホ上で簡単に表示することが出来る。
【その2】デジカメで撮影した写真をパソコン上で取り込んでNASに保存することで、スマホやタブレット上で参照することが出来る。
【その3】スマホで撮影した写真をNAS上に保存することで、パソコン上で表示することが出来る。また、プリンターで印刷することが出来る。
【その4】自分のスマホで撮影した写真やビデオをNAS上に保存しておき、同居の家族に簡単に共有することが出来る。

NASは基本的に電源がONの状態になっているため、パソコンの様に必要なタイミングで起動する必要がありません。そのため、思いついたタイミングでNAS上に保存してあるデータを手軽に参照することが出来ます。

【AndroidでNASを利用できるファイルマネージャーについて4】おすすめのファイルマネージャー

Androidでは無料のファイルマネージャーがいくつも提供されていますが、今回は個人的に使い勝手が良くおすすめしたいファイルマネージャーを厳選して紹介します。

【おすすめファイルマネージャー1】X-plore File Manager


X-plore File Managerはスマホやタブレット上に保存されているデータ(ローカルデータ)やNAS以外にも、オンラインWebストレージ(GoogleドライブやDrop Boxなど)、FTPサーバーなど多彩な機器に接続することができるファイルマネージャーです。
独特な外見をしており、画面の左と右で異なるフォルダを同時に表示することが出来るので、ファイルコピー時にコピー元とコピー先を同時に表示して作業することが可能となっています。スマホで縦画面で表示している場合は左ペインと右ペインを切り替えて操作し、横画面に回転した状態では左ペインと右ペインを同一画面上で表示することが出来ます。
一部機能ではアプリ内課金が必要になりますが個人的には無料で使用しており、無料の状態でも十分使い勝手が良いファイルマネージャーです。

【おすすめファイルマネージャー2】FE File Explorer


FE File Explorerはシンプルな外見のファイルマネージャーです。また、Android版以外にもiOS版(iPhone、iPad)も提供されており、複数のデバイスを所有している場合は各端末で同一の操作が出来るようになっています。無料版では以下の機能が制限されており、必要な場合では有料版のFile Explorer Proにアップグレードする必要があります。
・クラウドストレージ(GoogleドライブやDrop Boxなど)への接続
・複数のNASやWindows上の共有フォルダへの接続
なお、スマホから1台のNASへの接続は無料版の「FE File Explorer」で問題なく行うことが出来ます。

【AndroidでNASを利用できるファイルマネージャーについて5】おすすめのNAS

NASを調べると多くの機器が販売されており、初めてNASを使用する場合は選択する機種に迷ってしまうと思います。そこで、ここではおすすめしたいNASを紹介します。

【おすすめNAS1】バッファロー LS510D0201G 2TB

価格の性能を両立しているコストパフォーマンスに優れたモデルです。有名メーカーのバッファローが製造しているため、初めての人でも安心して使うことが出来ます。
複数の端末やデバイス(パソコン、スマホ、タブレットなど)から同時に接続しても安定して利用が出来るデュアルコアCPUが搭載されています。メディアサーバー機能も搭載しているので、DLNAに対応している機器(テレビなど)であればNAS上の動画を再生することも出来るようになっています。
また、WebAccess機能も搭載しており、外出先の自分のスマホから簡単にNAS上のデータにアクセスすることが可能となっています。

【メーカー】バッファロー
【容量】2TB
【搭載HDD台数】1台

【おすすめNAS2】バッファロー LS520D0402G 4TB

このNASも前述したLS510D0201Gと同様に、有名メーカーのバッファローから提供されている製品です。最大の特徴はハードディスクが2台搭載されており、万が一片方のハードディスクが故障した場合でも残ったハードディスクからデータを復旧できる「ミラーリング(RAID1)」に対応しています。ミラーリングで使用する場合はハードディスクの容量は表示されている半分(4TBの場合は2TB)が利用可能容量となります。なお、ミラーリングは工場出荷時に標準で設定されています。
また、前述のモデルと同様にメディアサーバー機能やWebAccess機能も搭載されています。

【メーカー】バッファロー
【容量】4TB(RAID1:2TB)
【搭載HDD台数】2台

【おすすめNAS3】アイ・オー・データ― HDL2-AA4 4TB

様々な機器を販売している有名メーカーのアイ・オー・データ―製のNASなので安心して使用することが出来ます。この製品は国内製で長期3年保証(内蔵HDDのみ1年保証)となっていることも安心して使用できる材料の一つです。ハードディスクは2台搭載されており、アイオー独自のデータ保護技術「拡張ボリューム」を採用しているので1台のハードディスクが故障した場合でも、保存しているデータが復旧可能な冗長性のある使い方が可能となっています。
Remote Link 3(リモートリンク3)機能を搭載しており外出先のスマホから自宅のNASへアクセスすることが可能となっています。アクセスするための専用アプリであるRemote Link Files(リモートリンクファイルズ)もAndroidとiOSの両方で提供されています。また、スマホの写真・動画ファイルを同一Wi-Fi上のNASに簡単にバックアップが出来る無料アプリ「Fotoclip(フォトクリップ)」も提供されています。

【メーカー】アイオーデータ
【容量】4TB(RAID1:2TB)
【搭載HDD台数】2台

【AndroidでNASを利用できるファイルマネージャーについて6】X-plore File ManagerでNASに接続する方法

ここでは、個人的にも愛用している「X-plore File Manager」を使用して、NASに接続するための手順の例を紹介します。
なお、NASの設定は完了していることを前提条件としています。

【NASへの接続方法1】スマホとNASを同一Wi-Fiに接続する


スマホまたはタブレットのAndroid端末(以下スマホとします)からファイルマネージャーでNASに接続するには、NASとスマホが同一Wi-Fiに接続されている必要があります。
NASは多くの場合は無線接続に対応していないため、有線で接続することになるためNASをWi-Fiルーター背面のLANと記載されているポートにLANケーブルで接続します。スマホはNASを接続したWi-Fiルーターに無線で接続することで、スマホとNASを同一Wi-FIに接続したことになります。

【NASへの接続方法2】NASへの接続に必要な情報の確認


ファイルマネージャーでNASに接続するために必要となる以下の情報を事前に確認しておきます。
【必須項目】NASのローカルIPアドレス
【使用している場合】NAS上の共有フォルダに接続するためのユーザー名とパスワード

ローカルIPアドレスの確認方法は様々ですが、バッファロー製のNASの場合は以下の方法で確認することが出来ます。
【方法その1】NAS Navigator2(Windowsパソコンのアプリ)からシステム情報を表示する
【方法その2】SmartPhone Navigator(スマホのアプリ)のNAS一覧から確認する。

なお、X-plore File Managerを使用する場合は、ローカルIPアドレスは不明でも設定自体は可能となっています。

【NASへの接続方法3】X-plore File ManagerでLANの表示


X-plore File ManagerでNASへ接続する手順を紹介します。
なお、以降の手順はX-plore File ManagerをインストールしたAndroidのスマホで確認しています。

【LANの表示手順】
1.X-plore File Managerを起動します。
2.フォルダを表示する項目の一覧から「表示」をタップします。
3.一覧に表示する項目の選択画面が表示されるので、「LAN」の項目をタップします。
4.LANの横に「チェックマーク」が表示されたことを確認して、画面上の空いている場所をタップします。
5.最初の項目一覧に戻り、「LAN」の項目が追加されていることを確認します。

【NASへの接続方法4】X-plore File ManagerでNASの検索


【NASの検索手順】
1.一覧からLANをタップして、「サーバー追加」をタップします。
2.追加方法が表示されるので「スキャン」をタップします。
3.LANの項目配下にNASが表示されます。

【NASへの接続方法5】X-plore File ManagerでNASの追加


【NASの追加手順】
1.スキャンで表示された「NASのIPアドレス」をタップします。
2.サーバー追加画面が表示されます。NASで共有フォルダへのアクセスにユーザー名とパスワードが必要な場合は入力します。
3.サーバー追加画面で「保存」をタップします。
4.一覧画面にNASが追加されます。NASをタップするとNASに存在しているフォルダ一覧が表示され、NAS上のファイルにアクセスが可能となります。

AndroidでNASに接続できるファイルマネージャーに関するまとめ

今回はAndroidでNASに接続できるおすすめのファイルマネージャーとNASの機種について紹介してきました。また、個人的に愛用しているファイルマネージャーでNASに接続する具体的な手順も同時に紹介しています。
スマホとNASの組み合わせは一度使うと非常に便利であることがお分かりいただけると思いますので、この機会に是非使用を検討してみてください。







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