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パソコンが重たい!そんな時の対処方法

投稿日:2018年4月13日 更新日:

いわゆる「パソコンが重たい」と呼ばれる事象は、パソコンの起動が遅いことや操作時の反応速度が遅い事を示します。そのような状態では操作時のストレスが大きく、作業速度や効率の低下に繋がってしまいます。また、反応速度が悪い場合は予期せぬ動作に繋がることもあり、余計な作業が発生することも考えられます。
その様なパソコンが重たい時の対処方法について、元システムエンジニアが説明します。

パソコンが重たいとは、そもそもどのような状態なのか?

人によって捉え方は様々あると思いますが、「動作が遅い」こと全般のことをパソコンが重いと表現します。
・パソコンの起動から動作が安定するまで時間がかかる
・パソコンの操作に遅延を感じる
・ソフトウェアの起動から操作が安定するまで時間がかかる
・フォルダやソフトウェアがフリーズ(反応がなくなる)する
など、様々な場面が考えられます。その様な場合はパソコンに対して対処が必要になってきます。

ハートウェア的な対処方法

対処方法の内、ハードウェア的な以下の対処方法を紹介します。
・パソコン自体の見直し
・メモリの増設
・SSDへの換装



【パソコンが重い時の対処1】パソコン自体の見直し

【分類】ハードウェア
【コスト】大きく必要(目安金額:数万円~)
あまりに古いパソコンを使用している場合は、最近のソフトウェアの動作要件に対応できていない可能性が出てきます。その場合はソフトウェア的に対応は難しいため、新しいパソコンへの買い替えが必要となります。最近はノートパソコンの値段も落ち着いており、昔の様に20万円もする様な機種は必要なくなっています。
数万円で購入できる時代ですので、思い切って買い替えることも選択肢の一つとなります。

【パソコンが重い時の対処2】メモリの増設

【分類】ハードウェア
【コスト】若干必要(目安金額:数千円程度)
動作が重たい場合の有効な手段の一つにメモリの増設が挙げられます。
そもそもメモリとは簡潔にまとめると机の広さの様なものです。実生活上では机が広いと多くの物を広げることが出来るので、効率的に勉強や作業を進めることが出来ます。机を大きくするために、パソコンではメモリを増設することになります。
ほとんどのノートパソコンでは裏側のどこかにメモリの蓋があるため、そこを開くとメモリを差し込む空スロットがあります。あとは空スロットにメモリを差し込むだけで完了です。なお、メモリの増設は空スロットが有ることが前提となるため、増設用のメモリを購入する前にはスロットに空きがあるか確認してください。

【パソコンが重い時の対処3】ハードディスクからSSDへの換装

【分類】ハードウェア
【コスト】そこそこ必要(目安金額:数千円~3万円程度)
SSDとは正式名称を「ソリッドステートドライブ」と呼び、HDD(ハードディスク)よりも、高速で読み書きを行う記録媒体です。
メリットとしては「パソコンの起動時に動作が安定するまでが早い、ソフトウェアの起動が早い、コピーの速度が速い」などが挙げられます。デメリットとしては「金額が比較的高価、寿命がやや短い、HDDとの交換時は初期化が必要」となります。
速度の向上に大きく貢献するパーツではありますが、メリットとデメリットの検討を十分に行う必要があります。



ソフトウェア的な対処方法

対処方法の内、ソフトウェア的な以下の対処方法を紹介します。
・不要なソフトウェアのアンインストール
・スタートアップの整理、常駐ソフトの最適化
・ディスクのクリーンアップ
・デスクトップ画面の整理
・パフォーマンスオプションの設定
・初期化(工場出荷時へのリカバリ)

【パソコンが重い時の対処4】不要なソフトウェアのアンインストール

【分類】ソフトウェア
【コスト】不要
対処方法1~3まではハードウェアでの対処であったため、対応する際はお金が必要になってしまいます。ここからはソフトウェアでの対処となるため、費用は発生しません。
長く使用していると、多くのソフトウェアがインストールされており、その中には使用していないソフトも数多く存在していると思います。使用していないソフトウェアをアンインストールすることで、メモリの消費を抑えることで改善が見込めます。

【パソコンが重い時の対処5】スタートアップの整理、常駐ソフトの最適化

【分類】ソフトウェア
【コスト】不要
パソコンの起動時は最も負荷のかかるタイミングの一つです。起動と同時に多くのソフトウェアが起動すると、さらに負荷を掛けることになり起動から安定するまで時間が掛かることになります。また、常駐ソフトが多いとメモリの消費が多くなり動作が重たくなる一因となります。
常駐ソフトの多くはパソコンと同時に起動することが多いため、スタートアップを整理すると常駐ソフトの最適化にも繋がります。
詳細な手順は割愛しますが、スタートアップと常駐ソフトの最適化によっては速度向上に大きく期待することが出来ます。

【パソコンが重い時の対処6】ディスクのクリーンアップ

【分類】ソフトウェア
【コスト】不要
パソコンを使用していくにつれてハードディスクに不要なファイルが蓄積されていきます。Windows Updateやインターネットの利用等で自動的に作成されるため、不要ファイルの蓄積は避けれないことになります。そのため、「ディスクのクリーンアップ」と呼ばれる機能で定期的に不要ファイルを削除する必要があります。
Windows7では以下の手順で実施することが出来ます。
1.コンピューターを開き、ローカルディスク(C:)を右クリックする
2.一覧からプロパティを選択する
3.ディスクのクリーンアップボタンをクリックする
4.クリーンアップ画面でOKボタンをクリックする

【パソコンが重い時の対処7】デスクトップ画面はスッキリと整理する

【分類】ソフトウェア
【コスト】不要
デスクトップに多くのフォルダやファイルを保存していると、描写する際に多少の時間とメモリを消費することになります。そのため、マイドキュメントやDドライブを有効に活用して、デスクトップに表示するフォルダ類は最小限に留めておくことをおすすめします。
もっとも手軽な対処ですがその分劇的な高速化は見込めませんが、フォルダ類を整理することで作業効率の向上に貢献する対処となります。

【パソコンが重い時の対処8】パフォーマンスオプションの設定

【分類】ソフトウェア
【コスト】不要
Windows Vista以降のOSではAeroテーマと呼ばれるグラフィックの描写機能が搭載されています。フォルダの最小化時の操作などに視覚効果を付与し、美しいインターフェースを提供しています。しかし、その分パソコンが要求される性能も大きくなり、パソコンのスペックによっては動作が重たくなる原因ともなります。
パフォーマンス優先の設定とすることで視覚効果をオフにして、動作を軽快にすることが出来ます。Windows7での設定手順は以下のとおりになります。
1.コンピューターを右クリックし、プロパティをクリックする
2.システム画面で、システムの詳細設定をクリックする
3.パフォーマンス欄の設定ボタンをクリックする
4.パフォーマンスオプションで「パフォーマンスを優先する」の左の丸にチェックをいれ、OKボタンをクリックする

【パソコンが重い時の対処9】工場出荷状態に初期化する

【分類】ソフトウェア
【コスト】不要
ソフトウェアでの対処では最も効果が見込めますが、全ての設定やデータが消去されてしまうので最後の手段となる方法です。パソコンの取り扱い説明書に従い、工場出荷時の状態に復元することでクリーンな環境へとリフレッシュします。工場出荷時への復元は、必要なデータのバックアップや復元後にインストールするソフトウェア類のメディアやライセンスキーなど準備に時間もかかり、バックアップ漏れがあると修復不可能となってしまいます。
実施する場合は慎重な判断と綿密な準備の上で、自己責任で行う必要があります。



パソコンが重い時に関するまとめ

パソコンが重たいとはどのような症状を示すのか、その場合に有効と思われる対処方法の一部を簡単にですが述べてきました。対処方法では手軽な方法から若干難易度の高い方法まで様々ありますが、まずは簡単に出来ることから始めてみることをおすすめします。







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