初心者向けPC講座

【けっこう簡単】自作パソコンの組み立て方法を初心者向けに紹介

投稿日:2018年7月2日 更新日:

パソコンを知らない人やパソコンの自作をしたことがない人には、パソコンの組み立ては手を出しづらいイメージがあるかもしれません。しかし、「パソコンを組み立てる」ことは実は意外と簡単で、手順さえ守れば組み立て自体は慣れた人では1時間程度と難しい物ではありません。
(ただし、電子部品を多く含んでいるため、取扱いには注意が必要です。)
今回は自作パソコンの組み立て方を、分かりやすく初心者向けに紹介します。

自作できるパソコンについて

自作できるパソコンは主にデスクトップパソコンとなり、ノートパソコンの自作は一般的ではありません。そこで今回はデスクトップパソコンの自作を対象としています。
自作されるデスクトップパソコンの一般的なサイズは以下のとおりとなります。
・ミニタワー型
・ミドルタワー型
・フルタワー型

上記以外にも以下の様なパソコンがありますが、規格が若干特殊となるので今回は対象外とします。
・キューブ型
・スリムタワー型
・ミニパソコン

Contents


自作パソコンを組み立てる際に必要となるもの

自作パソコンを組み立てるには、パソコンを構成するためのパーツ(部品)を購入する必要があります。主に必要となるパーツは以下のとおりとなります。
【必須パーツ】
・CPU
・マザーボード(グラフィック機能が搭載されている機種がおすすめ)
・メモリー
・ハードディスク(またはSSD)
・ケース
・電源ユニット

【場合によっては必要なパーツ】
・光学ドライブ(DVDまたはBD)
⇒パソコンのOSインストール時にDVDメディアを使用する、パソコンでDVDやブルーレイを観賞する場合は必要
・グラフィックカード
⇒マザーボードにグラフィック機能が搭載されている場合は不要
・CPUクーラー
⇒CPUに付属している標準のクーラー(リテールクーラー)では不満な場合に必要
(個人的には一番安価な物でいいので使用するのがおすすめ)

パソコンの組み立てには工具が必要となりますが、基本的には軸が長いプラスドライバーが1本あれば組み立てはできます。
※マイナスドライバー、ラジオペンチがあると作業効率のアップに繋がります。それ以外に結束バンドや静電防止手袋があると安全に作業することができますので、必要に応じて準備してください。

自作パソコンを組み立てる際の各パーツの説明

自作パソコンを組み立てる際に必要な構成部品(パーツ)を一覧で紹介しましたが、ここでは各パーツの役割などの詳細を紹介します。

【パソコンのパーツについて1】CPUについて(必須部品)

パソコンの性能に対して大きな役割を果たす部品で、パソコンの処理速度はほとんどの場合はCPUが決め手となります。
演算ユニットであるので、パソコンの処理は全てCPUが行っています。人間の頭脳の様な部品で、高性能なCPUであればより高速な処理を行うことができます。しかし、CPUの性能と価格は比例してしまうため、高性能なCPUは高価格となってしまいます。
より高性能を求めるユーザー向けのハイエンドモデルと、インターネットなどが中心のライトユーザー向けのエントリモデルが用意されているので、費用対効果の面からも自身の使用用途に合わせたCPUを選択することが重要となります。

一般的なCPUのメーカーはIntelとAMDの2つが市場シェアを占めており、多くの場合はどちらかを選択することになります。それぞれの代表的なCPU(2018年5月25日時点)は以下のとおりです。
■Intelの代表的なCPU
・インテル Core i7 8700
・インテル Core i5 8400
・インテル Core i3 8100

■AMDの代表的なCPU
・AMD Ryzen 7 2700X
・AMD Ryzen 5 2400G
・AMD Ryzen 3 2200G

また、グラフィック機能のGPUと演算機能のCPUを統合した、「APU」と呼ばれるパーツもありますが今回は割愛します。

【パソコンのパーツについて2】マザーボード(必須部品)

パソコンを構成するすべてのパーツ(CPU、メモリ、ハードディスクなど)を接続するための、基盤がマザーボードです。マザーボードは使用するCPUによって選択することになります。

・CPUにはソケットと呼ばれる形状が定められており、CPUのソケットと適合するマザーボードを選択する必要があります。
・前述したIntelのCPUのソケットは「LGA1151」、AMDのソケットは「AM4」となってします。
・各ソケット間は互換性がないため、IntelのCPUに適合しているマザーボードではAMDのCPUは使用することができません。
・同一ソケットの場合ではCPUの交換(「Intel Core i3」から「Intel Core i5」への交換など)は可能となります。

上記の様な特徴があるため、マザーボードでは使用するCPUに適合したソケットを搭載している機種を選択する必要があります。

また、マザーボードには物理的なサイズがあり「ATX、Micro-ATX」の2種類が自作パソコンでは一般的です。ATXが一般的なサイズで、ATXを小さくしたのがMicro-ATXとなります。今後の拡張性や使用するパソコンケースによってサイズを選択します。
なお、ITXと呼ばれるキューブ型パソコン向けの規格も有りますが、今回は割愛します。

■マザーボードの注意点
・使用するCPUとソケットの形状が適合していること
・後述するグラフィックカードを使用しない場合はグラフィック機能(HDMIやD-Sub15pin)が搭載されていること

【パソコンのパーツについて3】メモリー(必須部品)

パソコンではCPUが処理を行うことは上記で記載したとおりで、メモリーはCPUが処理を行う際に一時的にデータを保存しておくための領域です。メモリーは主記憶領域やRAM(Random access memory)とも呼ばれ、パソコンの電源がONになっている状態でのみデータを保持する性質であるため、ハードディスクの代わりとしては使用することができません。

・メモリーには種類があり、2018年5月28日時点での主流はDDR4の規格となります。
・メモリーの規格間では互換性がなく、数年前に主流であったDDR3とDDR4では形状がことなるため、メモリーの増設を行う場合などは注意が必要です。
・使用するメモリーの規格はマザーボードのメモリーの接続スロットに依存しています。

パソコン上で多くのソフトウェアを同時に起動する場合や大容量のメモリを要求するソフトウェアを使用する場合は、メモリの容量を大きくするとパソコンの処理速度が向上してスムーズに動作します。一般的な場合であれば8GB程度のメモリで容量は十分と思われます。
CPUでは人間の頭脳にたとえましたが、メモリーは机の天板の大きさの様な部品です。大きい天板であれば勉強する際に参考書やノートをたくさん置くことができるので、メモリーが大きいとパソコン上ではたくさんのソフトウェアや高性能なソフトウェアを使用することができます。

なお、ここ数年で大きく普及しているUSBメモリーは、パソコンの主記憶領域のメモリーとは別物となるのでご注意ください。

【パソコンのパーツについて4】ハードディスク(必須部品)

■HDD(ハードディスク)について
ハードディスクはパソコン上で作成したデータなどを保存しておくパーツで、電源がOFFになった状態でもデータを保持する性質があります。ハードディスクは略してHDDと呼ばれることもあります。業務用途では10TB以上の容量もありますが、一般家庭では2TB(1TB≒1000GB)程度の容量でも十分と考えられます。
また、ハードディスクは使用するマザーボードや後述するパソコンケースに依存しますが複数台を搭載することができるので、容量が不足してきた場合には追加増設することが可能となります。

ハードディスクの物理的なサイズでは3.5インチと2.5インチの2種類が標準的なサイズとなり、デスクトップパソコンの場合は、3.5インチのハードディスクを使用するのが一般的です。
・3.5インチハードディスク:デスクトップパソコン向け、回転数が多いことからデータの保存速度に優れている
・2.5インチハードディスク:ノートパソコン向け、小型のためスペース面に優れている

■SSDについて
最近ではハードディスクの代わりとして、高速でデータを読み書きできるSSD(solid state drive)を使用しているパソコンも販売されています。しかし、SSDはハードディスクと比較すると高価なこともあるため、パソコンを自作する際にはコストと性能を考慮して使用を検討する必要があります。
SSDを使用する場合は、ハードディスクとの併用で、「WindowsのインストールはSSDに行い」、「データはハードディスクに保存する」など用途に合わせて使用することをおすすめします。なお、SSDの物理的なサイズは2.5インチが一般的となるため、パソコンケースが2.5インチに対応していない場合は2.5インチを3.5インチに変換するマウンタが必要になります。

【パソコンのパーツについて5】パソコンケース(必須部品)

マザーボードや電源ユニット、ハードディスクなどデスクトップパソコンを構成するパーツを全て搭載する箱がパソコンケースとなります。様々なデザインのパソコンケースが販売されており、サイドパネルがアクリル製で内部が見えるデザインやシンプルなアルミ製のケースなど好みに合わせて選択することができます。
安価なケースでもパソコンの動作上は問題がありませんが、、高価なパソコンケースではハードディスクなどのパーツの搭載性やエアフローなどの冷却性能などの目には見えない部分で、高性能化が図られています。また、フロントパネルのUSBコネクタの位置なども使用するケースによって異なってきます。

パソコンケースには様々なサイズの規格が定められており、自作パソコンで使用されるATX規格のマザーボードに適合するケースは「ミニタワー/ミドルタワー/フルタワーサイズ」が一般的な規格となります。キューブ型のケースやスリムタイプのケースは別規格となっていることが多いので注意が必要です。また、パーツの増設や多くのハードディスクを搭載する場合などは、予定しているパーツが搭載できることを考慮する必要があります。

■パソコンケースを選択する際の基準
・使用するマザーボードが適合しているサイズであること
⇒ATXサイズのマザーボードを選択した場合はMicro-ATXサイズのケースには収まらないため注意が必要です。
・フロントパネルのUSBなどのソケットの位置が問題ないこと
・ハードディスクや光学ドライブなど、搭載を予定しているパーツがすべて搭載できること

【パソコンのパーツについて6】電源ユニット(必須部品)

パソコンに電源を供給するパーツで、電源の供給量が不足するとパソコンの動作が不安定となってしまいます。電源の電力供給量と値段が比例して大きくなるため、パソコンの構成に適した電源を選択するのが、コストパフォーマンス的に重要となります。
最小構成であれば300W~450W程度の電源を使用し、多数のUSB接続の周辺機器や高電力が求められるパーツ(グラフィックカードなど)を搭載する場合は余裕を持った650W程度電源ユニットを選択することをおすすめします。
なお、電源容量は構成によってことなってくるため、上記の数値は目安としてお考えください。

想定される電源容量は「電源容量計算」のサイトがあるので、自分が想定しているパーツ構成で調べることをおすすめします。参考として計算サイトのURLを以下に記載します。
【電源容量計算サイトURL】http://btopc-minikan.com/dengen-calc.html

電源ユニットが付属されているパソコンケースも販売されていますが、長く使用することを考えると品質面を考慮して別途電源を準備することをおすすめします。

【パソコンのパーツについて7】DVDやブルーレイの光学ドライブ(推奨部品)

必須のパーツではありませんが搭載しておくと便利なパーツで、パソコンでブルーレイディスクやDVDディスクの光学メディアを使用する場合は必要になります。光学のメディアはDVDで映画鑑賞などの用途以外にも、OSのインストールなどのパソコンのセットアップでも使用することがあります。
DVDに対応した光学ドライブは安価で販売されているため、パソコンを自作する際は搭載することをおすすめします。なお、ブルーレイディスクに対応したドライブはDVDドライブと比較すると多少高価となっています。

DVDドライブとブルーレイドライブのインターネット上での参考価格は以下のとおりです。
【DVDドライブ】税込 2,150 円(商品URL⇒https://item.rakuten.co.jp/biccamera/0889349093917/)
【ブルーレイドライブ】税込 7,580円(商品URL⇒https://item.rakuten.co.jp/jism/0886227418879-44-8171-n/)

【パソコンのパーツについて8】グラフィックカード(場合によっては必要)>/h3>

グラフィックカード(グラフィックボード)はパソコンからディスプレイに画面を出力するのに必要となるパーツです。多くの場合はマザーボードにグラフィック機能が標準で搭載されているので、写真の加工や3Dゲームなど高画質の出力や画面描写に負担が掛かる処理を行わない場合は不要となります。
グラフィックカードは安価な製品から高価な製品までの価格幅が大きいパーツとなります。

■グラフィックボードが必要な場面例
・マザーボードにグラフィック機能が搭載されていない
・パソコンのゲームをプレイする場合
・写真、動画、CADなどの作成や編集を行う場合
・トリプルディスプレイなどのマルチモニター環境を使用する場合で、マザーボードが対応していない場合

パソコンのパーツは必要になった際に追加することができるため、マザーボードの標準のグラフィック機能を使用して不足を感じる場合にグラフィックボードを増設することをおすすめします。

【パソコンのパーツについて9】CPUクーラー(推奨部品)

CPUには標準で空冷用のクーラー(リテールクーラー)が付属しているため、通常ではCPUクーラーは不要なパーツとなります。CPUクーラーには主に「空冷」と「水冷」の2種類の方法が存在しています。

【空冷】CPUが発する熱をヒートシンクとファンにより空気の力でCPUを冷却する方式、リテール品など一般的な冷却方式
【水冷】CPUの熱を冷却水を循環させることで冷却する方式、空冷と比較すると高価な冷却方式

CPUはパソコンを起動しているだけでも高温になるパーツとなるため、冷却効果の高いクーラーを使用すると高価なパーツであるCPUの寿命を延ばすことが期待できます。また、夏などの時期に高温の状態が続くとパソコンが「熱暴走」と呼ばれる状態となり、突然電源が切れるなどの不安定な動作を起こすようになります。

多くのCPUクーラーは空冷の方式を採用しているのが一般的で、ヒートシンクとファンが付いているのが一般的な外見です。ファンのサイズが大きいと音が小さい、大きなヒートシンクだと放熱効率が高いなどの特徴があります。安価な空冷クーラーでもCPUに標準で付属しているリテール品よりも高い性能となるため、個人的には安価な製品でいいので使用をおすすめするパーツです。
なお、大きなCPUクーラーを使用する場合はパソコンケースや搭載する周辺機器、ケーブル類と干渉する可能性があるため注意が必要です。

自作パソコンにおすすめのパーツ

自作パソコンを組み立てる際には数多くのパーツから必要なパーツを選択する必要があります。ここでは、初めての自作パソコンユーザーにおすすめのパソコンパーツを紹介します。なお、選択の基準はコストと性能のバランスを重視し、パーツ数も最小構成に近い状態としています。

■パーツ一覧
・CPU
・マザーボード
・ハードディスク
・メモリ
・パソコンケース
・電源
・CPUクーラー
・光学ドライブ

参考までに今回おすすめするパソコンパーツの金額は合計「58,452円(2018年6月14日時点)」となっています。上記以外にも「Windows 10のソフトウェア代、ディスプレイ、マウス、キーボード、スピーカー」と各自の環境に合わせて必要となるパーツもあるため、参考金額であることにご注意ください。

また、1からすべてのパーツを組み立てるのは難易度が高いと感じる場合は、半分組み上がった状態のベアボーンキットも販売されているのでそちらの利用も検討してみてください。

【おすすめパソコンパーツ(CPU)】AMD Ryzen 5 1600

今回はAMDのCPUを採用しています。Ryzenシリーズのミドルレンジの製品ながら今後数年は使用できる性能となっていること、高性能でありながら低価格と優れたコストパフォーマンスであることから選択しています。

基本クロック数:3.2GHz
CPUコア数:6
スレッド数:12
ソケット:AM4
TDP:65W

【参考価格】17,580円 (税込)
【URL】https://item.rakuten.co.jp/jism/0730143308397-44-22814-n/

【おすすめパソコンパーツ(マザーボード)】MSI B350PCMATE

AM4対応で拡張性に優れているATX規格であることと低価格であることからMSIの製品を選択しました。チップセットもこだわりがなければ十分に実用的なB350であり、ディスプレイ出力ポートもそなえていることから選択しています。

規格:ATX
チップセット:AMD B350
対応ソケット:AM4
ディスプレイ出力:DVI-D、VGA、HDMI

【参考価格】9,480円 (税込)
【URL】https://item.rakuten.co.jp/jism/4526541703423-44-22815-n/

【おすすめパソコンパーツ(ハードディスク)】Seagate 2TB 3.5インチ BarraCuda ST2000DM006

ハードディスクは消耗品であることから値段を重視しました。個人的な経験上では容量は2TBがあれば問題ないため、Seagateから無難なモデルのハードディスクを選択しました。
容量は使用する環境によって異なるため、ビデオカメラのホームビデオを保存するなどの人は大容量の物を使用するなど、2TBが不安な場合は大容量のモデルに置き換えるなどの対応をお願いします。

容量:2TB

【参考価格】6,280円 (税込)
【URL】https://item.rakuten.co.jp/dtc/0763649110218/

【おすすめパソコンパーツ(メモリ)】シリコンパワー DDR4 SDRAM DIMM 8GB(4GB×2枚)

マイクロソフトが提供している最新OSのWindows 10 64bitを快適に使用する場合は、メモリは8GBもあれば十分と思われるため今回はメモリ容量を8GBにしました。マザーボードの対応メモリがデュアルチャネル対応のため、4GB×2枚組として合計8GBの計算となります。
シリコンパワー製で2枚組メモリであることとコスト的な面を考えて今回の選択となっています。

規格:PC4-17000(DDR4-2133)
容量:8GB(4GB×2枚)
ピン数:288pin DIMM

【参考価格】9,980円 (税込)
【URL】https://item.rakuten.co.jp/jism/4712702648782-44-10987-n/

【おすすめパソコンパーツ(パソコンケース)】ミドルタワーケース Sharkoon SHA-VS4-WBK

安価なパソコンケースながら120mmファンが前面と背面に各1個搭載されていることから選択しました。ATXのマザーボードにも対応しており、電源ユニットの取り付け位置が下段となっていること、前面にUSBポートが2個内臓されていることも個人的なおすすめポイントです。

対応マザーボード:ATX/Micro-ATX
電源:別売り
5.25インチベイ:3基
内部3.5インチベイ:3基
内部2.5インチベイ:4基

【参考価格】5,280円(税込)
【URL】https://item.rakuten.co.jp/dtc/4571388251200/

【おすすめパソコンパーツ(電源)】玄人志向 500W KRPW-N500W/85+

おすすめのパソコンパーツで構成した場合の大まかな電力は350W程度となるので、多少の拡張性と安定動作を考慮して少し大きめの500Wの電源を選択しました。その中で品質の高いパーツを提供している玄人志向からコストパフォーマンスを考慮しての選定となります。

電源容量:500W
その他:ATX12V延長ケーブル付属

【参考価格】5,194円(税込)
【URL】https://item.rakuten.co.jp/biccamera/4988755014076/

【おすすめパソコンパーツ(CPUクーラー)】ENERMAX ETS-N31-0

コスト面を重視して最も安価な空冷のCPUクーラーを選択しました。ヒートシンクのサイズも大きく冷却性能もそこそこ期待できる機種となります。

タイプ:空冷タイプ
ファン:サイドフロー

【参考価格】2,617円 (税込)
【URL】https://item.rakuten.co.jp/pckoubou/m4s1p588845/

【おすすめパソコンパーツ(光学ドライブ)】ASUS 5インチ 内蔵DVDスーパーマルチドライブ DRW-24D5MT

ブルーレイは不要と考え、DVDとCDに対応したドライブとしています。ASUS製の製品なので安心して使用することができます。非動作時に消費電力を最大50%抑える「E-Green」機能を搭載しているのでランニングコスト的にも優れている製品を選択しました。

【参考価格】2,041円 (税込)
【URL】https://item.rakuten.co.jp/pckoubou/m4s1p578078/

実際にパソコンを組み立てる流れ

自作パソコンを実際に組み立てる際の流れを紹介していきます。
パソコンを組み立てる際には付属の取り扱い説明書などを参照して進めるようにしてください。

・組み立てる際にはパーツがすべてそろっていること
・時間的な余裕があること
・工具(必須:プラスドライバー、推奨:マイナスドライバー、ラジオペンチ、結束バンド)が揃っていること

また、パソコンのパーツの金属の端子(CPUのピンやメモリの接点など)には触れないように作業を進めてください。

【手順その1】マザーボードの開封、CPUの開封、CPUクーラーの開封

■マザーボードの開封
1.マザーボードを箱から取り出し、内容物が揃っていることを確認します。
2.マザーボードを袋から取り出します。この際突起箇所に注意して作業を進めてください。
3.空いた袋を箱の上に置いて、その上にマザーボードを置きます。マザーボードの空き箱と静電防止袋を作業台として使用します。

■CPUの開封
1.CPUを外箱から取り出します。
2.CPUと付属のCPUクーラーを取り出します。
付属のCPUクーラーにはグリスが散布されているので、手につかないように注意して取り出します。

■CPUクーラーの開封
1.別途購入しているCPUクーラーを取り出します。
こちらにもグリスが散布されていると思われるので、手につかないように注意して取り出します。

【手順その2】マザーボードにパーツ(CPU、CPUクーラー、メモリ)の取り付け

■CPUの取り付け
1.マザーボード上のCPUの取り付け場所の金属レバーを操作してCPUの取り付け可能状態とします。
※使用するパーツによってはCPUカバーが付いており、レバーを操作するとレバーが開きます。
マザーボードの機種によって若干操作が異なるので、説明書などを参考にして慎重に作業を進めてください。
2.CPUをマザーボードの所定の位置に慎重に設置します。この際にCPUのピンとマザーボードの穴が一致していることを確認してください。
※誤った状態で作業を進めるとCPUのピンを破損してしまい、高価なパーツが使用不可能な状態となってしまいます。
3.正しく置いたことを確認して、先ほどの金属レバーを逆方向に操作します。金属レバーを元の位置へ戻すとCPUがマザーボードへ固定されます。

■CPUクーラーの取り付け
1.CPUクーラーはCPUの周囲4か所に設置されている穴を利用して固定します。
※使用するパーツによって詳細な手順は異なってくるので説明書などを参考にしてください。
2.マウンタがある場合はマウンタを設置します。
3.CPUクーラーをCPUの上に置いて、マウンタや4か所の穴にプッシュピンや付属のネジで固定します。
4.CPUクーラーについているケーブルのコネクタをマザーボード上のピンに差し込みます。使用するピンはマザーボード上に「CPU FAN」の記載がある4本のピンになります。

■メモリの取り付け
1.左から2番目と一番右のスロットを使用します。メモリスロット両サイドのロックを外側に倒して解除します。
2.メモリとスロットの切掛けを合わせて、メモリをマザーボードに差し込みます。
※意外と固いので慎重に力を入れてください。
3.正常に差し込むと両サイドのロックが内側に上がってきて、メモリの両サイドの溝にはまります。

マザーボード公式サイト「https://www.msi.com/Motherboard/B350-PC-MATE.html」

【手順その3】パソコンケースにパーツ(光学ドライブ、HDD、電源ユニット)の取り付け


■サイドパネルの取り外し
1.本体の両サイドのパネルを取り外します。
※後ろのネジを外してスライドすると簡単に取り外せます。

■光学ドライブの取り付け
1.フロントの5インチベイの前面のパネルを取り外します。
2.前面から光学ドライブを設置します。
3.ドライブの左右の穴に合わせて付属のマウンタで固定します。

■ハードディスクの取り付け
1.内部の3.5インチベイにハードディスクを設置します。
2.ドライブの左右の穴に合わせて付属のマウンタで固定します。

■電源ユニットの取り付け
1.ケース後方の一番下に電源ユニットを設置します。
※電源ユニットのファンがケース底の穴を向くように取り付けます。
2.ケース外側の後方の4つの穴から付属のネジを使用してケースに固定します。
※ネジは対角線となるように締めてください。
3.電源ユニットの主電源がOFFになっていることを確認してください。

パソコンケース公式サイト「http://www.dirac.co.jp/sha-vs4-w/」

【手順その4】パソコンケースにマザーボードの取り付け


■I/Oパネルの取り付け
1.ケース背面左上の穴にマザーボードに付属しているパネルを取り付けます。
マザーボードのバックパネルの位置を確認して、ケースの内側から取り付けてください。

■マザーボードの取り付け
1.ケースの前面から出ているスイッチやUSBポートのケーブルが邪魔にならないようにある程度束ねます。
2.マザーボードを設置する位置を確認してスペーサーを取り付けます。
3.スペーサーの位置を確認してマザーボードをケースの内部に設置します。
マザーボードの裏面は細かく配線がされているので傷つけないように注意してください。
4.位置が正しいことを確認したら付属のネジでマザーボードとスペーサーを固定します。

パソコンケース公式サイト「http://www.dirac.co.jp/sha-vs4-w/」
マザーボード公式サイト「https://jp.msi.com/Motherboard/B350-PC-MATE/」

【手順その5】マザーボードに電源ケーブルの接続


1.CPUに給電するための8pin(4pin+4pin)のケーブルをマザーボード左上あたりのコネクタに接続します。
2.マザーボードに給電するための24pinのケーブルをマザーボード右端中央付近のコネクタに接続します。

マザーボード公式サイト「https://jp.msi.com/Motherboard/B350-PC-MATE/」

【手順その6】マザーボードにケースファンの接続


1.ケース前面のファンのケーブルをマザーボードのFANのコネクタに接続します。
マザーボード右端上部のSYS_FANが位置的におすすめです。
2.ケース背面のファンのケーブルをマザーボードのFANのコネクタに接続します。
マザーボード右端下部のSYS_FANが位置的におすすめです。

マザーボード公式サイト「https://jp.msi.com/Motherboard/B350-PC-MATE/」

【手順その7】マザーボードにフロントパネルの接続

■フロントパネルの接続
1.電源スイッチ、リセットスイッチ、LEDなどのケーブルを右下のJFP1のコネクタに接続します。
接続の際はマザーボードの説明書とコネクタに記載されている電源極性を参照して接続してください。
2.ケースに付属されているビープ音用のスピーカーがある場合はJFP2のコネクタに接続します。

■フロントオーディオの接続
1.マザーボード左下のJAUD1のコネクタにフロントオーディオパネルのケーブルを接続します。

■フロントUSBポートの接続
1.フロントのUSBポートのケーブルを接続します。
USB3.0が搭載されているので、マザーボードのJUSB3または4に接続します。

マザーボード公式サイト「https://jp.msi.com/Motherboard/B350-PC-MATE/」

【手順その8】ハードディスクと光学ドライブにケーブルの接続


■ハードディスクの接続
1.ハードディスクにSATAのケーブルを接続し、反対側をマザーボードのSATAのポートに接続します。
 ポートは1~4までありますがコネクタに負荷のかからない位置への接続で問題ありません。
2.ハードディスクに電源ユニットのケーブルを接続します。

■光学ドライブの接続
1.光学ドライブにSATAのケーブルを接続し、反対側をマザーボードのSATAのポートに接続します。
 ポートは1~4までありますがコネクタに負荷のかからない位置への接続で問題ありません。
2.光学ドライブに電源ユニットのケーブルを接続します。

マザーボード公式サイト「https://jp.msi.com/Motherboard/B350-PC-MATE/」

【手順その9】サイドパネルの取り付け、電源ON


■ケーブルをまとめる
1.パソコンケーブ内部のケーブル類がCPUファンに干渉しないようにある程度整理します。
 その際は針金が芯に使われているケーブルではなく結束バンドなどを使用してください。

■サイドパネルの取り付け
1.作業開始前に取り外したパソコンケースの両サイドのパネルを取り付けます。

■周辺機器の接続
1.液晶ディスプレイを背面のI/Oパネルのコネクタに接続します。D-Sub15pin、DVI、HDMIのいずれかの対応しているポートに接続してください。
2.マウスとキーボードを背面のI/OパネルのUSBポートに接続します。
3.液晶パネルの電源をONにしてください。

■動作確認
1.パソコンの電源ユニットに電源ケーブルを接続します。
2.電源ユニットの主電源をONの位置に変更して、ケース前面のスイッチボタンを押下してください。
3.CPUファンの回転がはじまり、パソコンが起動すれば組み立てに成功です。
 動作していない場合はケーブル類の繋ぎ間違えやしっかりと接続されていることを確認してください。

パソコンケース公式サイト「http://www.dirac.co.jp/sha-vs4-w/」

パソコンの組み立てに関するまとめ

自作パソコンについて必要なパーツやおすすめのパーツから、実際の組み立てる際の流れを紹介してきました。組み立ては文書にすると長文となっていますが、実際に組み立てを行う際はケーブルを接続するだけなので、案外簡単に出来てしまいます。
メーカー品ではないオリジナルのパソコンは自分好みに細かく構成できるので、世界に1台の自分専用マシンとなり愛着も持てるようになります。難しそうと敬遠していた人も、これを機に自作パソコンに挑戦してみてはいかがでしょうか。







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